茶トラがFX検証中。相場はテクニカルで動いている

FXの手法を検証したりレビューを書いたりしています。自作ツールもちょこっと。主人公は茶トラ猫の「まる」。

タイミングの重要性とエントリーが甘くなる原因、それをシステム的に避ける方法

先週の個人的な復習も兼ねて今回は「相場におけるタイミングの重要性」についての記事になります。ある意味トレードというのは未来を予測しそこに賭ける事です。予測はせず値動きについていくというトレーダーもいますがその場合でも値動きが継続するという予測のもとにトレードしているわけです。

そして誰でも経験があると思いますが予測が当たったのにトレードで負けることがあります。エントリーしたら逆に動いてロスカットとなってしまった。しかしそれは騙しの動きでしばらくすると予測通りの方向に大きく動いていた。こんなケースです。

結果的に予測は当たっていたのに損失となってしまうのでより悔しいかもしれません。しかし実はこれがまさにトレードにおけるタイミングの問題です。

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タイミングの問題が発生する理由

エントリーのタイミングには絶対的な正解は無いのでそこに答えを見つけることはできないでしょう。残念ながら常に100%の確率で機能するエントリールールは無いからです。

しかしタイミングの問題が起きやすい状況があります。

それは勝ちトレードが続いているときです。人間は感情の生き物なので連勝が続くといい気分になって気が緩んだり、言葉は悪いですが思い上がった気持ちになったりします。トレードは非常に難しいものであるのにいつでも勝てるとか簡単に勝てるとか思ってしまったりします。

そういった傲慢さが見えたり気の緩みが出た時、エントリーのタイミングが知らず知らずの内に甘くなりそして相場はそれに対し必ず大きな罠を仕掛けてきます。

ですから相場には常にストイックな気持ちで挑む必要があります。少しでも甘いとやられると常に認識しておかないと簡単に大敗します。つまり言い換えればタイミングの問題とはメンタルの問題とも言えると思います。

と偉そうに書いていながら

しかしこうして偉そうに書いていながら先週まさにタイミングの問題を引き起こしました。先週は4月の最終週、4月の月間利益がほぼ確定しており、4月以前からも好調な状況が続いていることもあってエントリーポイントが甘くなっていました。

その時のツイートがこちら

タイミングの重要性を改めて痛感しました。しかしこれには続きがあります。

改めてタイミングを図って再度エントリー

週末、月末、GW前だったので一旦は終わりにしようと考えましたが、冷静に考えて改めて入り直しました。理由としてはいくつかあって、

  • この時点では方向性は間違っておらずタイミングの問題と考えていたこと
  • 負けた後もチャンスがあることが多いこと。
  • この時も急騰のタイミングでやられたので落ち着いた後は再度下落と考えたこと

といった事を考えました。負けるともうやりたくないと思ったりしますが諦めた後に再度チャンスがあったことが後にチャートを見るとわかったりします。

とは言え既に負けトレードとなっていたので「そもそも方向感が間違っている可能性」も強く意識しました。また慌てて入ると「さらに損失を広げる可能性も高い」という事も考えました。

その為結果としては「ロットを下げて」再度入ることを選択しました。それがこちらのツイートです。

ほぼ損失を取り返すことに成功しました。うまくいかない時、うまく行きすぎている時、そのどちらの時もロットを下げることが好結果に繋がることが多いのは覚えておいて損は無いと思います。厳禁なのは逆にロットを上げることです。

ユーロドル

こちらがその時のユーロドルのチャートです。最初が1週間の動きを俯瞰したチャート、2枚目がトレード部分を拡大したものです。またチャートにはエントリーとエグジットポイントを自動表示させていますが水色線が利益が出たトレード、赤線が損失トレードです。

基本的には窓埋めを想定したトレードを水曜日から行っていました。ただ窓は埋まらず。

EURUSD-cdM15-20170501164627.gif

実際のトレードの拡大図です。チャート内のコメントでその時の状況がわかるようになっています。ECB後のブルトラップ後に追いかけたショートがNGでした。

EURUSD-cdM15-20170501164657.gif

ユーロカナダ

こちらは同日時のユーロカナダです。こちらの方がトレードが少ないのでロスカット後にタイミングを変えて入り直した動きが見やすいです。

EURCAD-cdM15-20170501165840.gif

EURCAD-cdM15-20170501165848.gif

エントリータイミングの甘さを防ぐ方法

エントリータイミングが甘くなる問題をシステム的に避ける方法はいくつかあります。

1つ目の方法

1つ目の方法は「エントリールールを厳密に守る」という事です。例えば以下のような事です。

  • フィボナッチリトレースメントの61.8%で逆張りエントリーするというルールがあった時は、38.2%や50%ではエントリーしない
  • ラインにタッチしたら逆張りエントリーするというルールで、あと少しでタッチしそうだからと10pips手前でエントリーしない
  • 移動平均線やMACDのクロスでエントリーするルールで、クロス確定前にするだろうと想定してエントリーしない。

いくらでもありますがこれらは相場ではよくあることです。「狙った位置に近づいた、けれどまだ届いてはない。ただここでエントリーしなければ入り遅れる、もしくは入るタイミングを逃すかもしれない」。そういった気持ちになって狙ったポイントよりも早め早めにエントリーしてしまうことがあります。

こういった事を一切止めることです。もちろんこれが裏目に行くこともありますし、そして人間ですからルールを厳守するのはかなり難しいです。言うのは簡単やるのは難しいというやつです。だからもしエントリールールを厳守する必要性を感じたならば、EAにロジックを組み込み自動売買させる方がうまくいくでしょう。

ただルールはそこまで厳密でないし、システムトレードにするのも難しいといった場合は次の方法がオススメです。

2つ目の方法

タイミングの問題をシステム的に防ぐ2つ目の方法は「X回連勝が続いたらY回トレードを休むといったやり方」です。もっとざっくりやるならば「大勝したらY日」休むといった形です。これは裁量トレードでかなり有効な方法です。

大勝のあとは大敗がつきものでせっかく利益を積み上げたのにその直後に大きな損失で利益を全て失うという事は実はよくあります。しかしこのようにシステム的にトレードをスキップすることで大敗を防ぎ利益の大半を失うことを避けることができます。また同時に一度リフレッシュしてまた新鮮な気持ちで、また慎重にトレードに取り組めるという効果もあります。

ちなみにmaruが運用しているルールは勝ちが続いたらロットを落とすという方法です。これにより勝ちトレードの利益を保全しながら負けトレードの損失を抑えることがてきます。

ですから今回も最初の負けトレードでの損失額は1%程度でした。4月の好調を受けて既にロットを落としていたという訳です。そしてその後再度ロットを下げながらタイミングをずらし入り直した事はこの記事に書いた通りです。

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