茶トラがFX検証中。相場はテクニカルで動いている

FXの手法を検証したりレビューを書いたりしています。自作ツールもちょこっと。主人公は茶トラ猫の「まる」。

【トレードと健康】脳をリフレッシュしてクリアな状態にしてトレードに挑む

まる
頭がすっきり冴えた状態でトレードをやるのが重要なんだにゃん!

世の中には将棋とかポーカーとか麻雀など頭を使うゲームがあります。それらは知的で戦略的な頭脳戦です。

こういったゲームに臨む時どうあるべきかというのはその道のプロを見るとわかります。よく知られているという面で将棋や囲碁のプロがわかりやすいかと思いますが、明日大事な一局を控えているのに徹夜するプロはいません。当たり前ですが大事な一番の前には十分な休息を取り脳をフル回転させ戦える状態で臨みます。頭が働かない状態はイコール負けを意味します。

目次

FXは頭脳戦か否か

これは個人的な考えですが、maruはFXも頭脳戦だと思っています。最近好きな言葉を使えばFXは「不完全情報ゲーム」だと思います。これはポーカーや麻雀が代表的ですが全ての情報が公開されてない中、相手の手を推測し勝負するゲームです。将棋や囲碁は盤面に全ての情報がある一方、ポーカーや麻雀は相手の手やその後配られる手札や牌は伏せられています。FXも同様でチャートの右側(未来)が伏せられており、右側は左側の見えている部分から推測します。

ただしこれには異論があって健康とかメンタルとかそういった不確実なものがトレードに影響してはいけないという考え方です。この考えも一理あり例えば完全なシステマチックなトレードであればこういった不確実要素を考慮する必要はありません。エントリーポイント、TP、SL。全て機械的に判断すれば感情や精神面が入り込む余地は無いです。ただその場合裁量でトレードするという事自体のある意味否定でもあるので、であるならば裁量ではなくEAなどトレード自体を自動化、システム化した方が良いかとは思います。

一般的な裁量トレードでは、トレードルールはあるにせよ例えば相場の変化や状況を見てTP、SLすることもあります。ベースのTP、SLはあるにせよ、状況に応じそれらは移動していくのが一般的かと思います。これはチャートの未来が確実に読むことはできないからです。例えば目標値はあってもそこに到達せず反転することもあり、であれば反転した時にどうするのかという判断が求められます。

もちろんトレードルールを厳密にしていくことである程度こういった余地は防げるのですがそれでも完全ではありません。予想外の事が起きるのが相場でありそれが不完全情報ゲームである所以です。

頭脳的な不完全情報ゲームにおける脳の状態の影響

さて話が少し逸れましたがそういった頭脳的な不完全情報ゲームに臨む場合、健康面は大きく影響します。特に脳の状態です。相場が知的なゲームである以上、頭が冴えている状態の時に取り組んだほうが有利です。疲れて頭がすっきりとしない時に良い考えを出そうと思っても出てきません。

先日将棋の加藤一二三御大が連勝を続ける新進気鋭の藤井4段の対局前にコメントを求められこんな事を言っていました。一言一句正確には覚えていませんが「相手はプレッシャーが無い、気負いなく向かってくる、楽な気持ちの時、良い考えが浮かんだりするんです」。追い込まれる立場、追い詰められる立場、それぞれでプレッシャーも違い、基本的には挑戦者の方が気持ちが楽です。そして将棋のプロの経験則からもそういった状況では良い考えが浮かぶ事が多いとの事です。これはかなり重要な言葉でどういった立場に見を置けば良いか非常に参考になります。

脳過労についての認識とその対策

ところで最近はスマートフォンの普及で一日中スマホをみている人も多いかと思います。誰かと会っている時ですらスマホを見ているなんて事も普通になりつつあります。いつでも知りたいことが知れるのは確かに楽しい事だとは思いますが、その一方で情報過多や休息時間のない事による脳の疲労、目の疲労、体の疲労は相当なものです。

そして先日テレビでたまたま目にしたのは脳過労についての番組でした。内容は下記のような感じです。

・スマホの普及などで現代人は脳が過労状態である
・脳が過労すると認知症にも似た物忘れが酷いと言った症状が起きることも
・脳の疲労を取るには5分ほどぼーっとすることだけで違う

この番組の症例を見て少し恐怖を覚えましたし、自身を振り返ると確かに常に何かしている事の影響で脳は以前よりも確かに疲れていると思い納得しました。そして脳をできるだけ披露させない生活を送ると同時に脳をリフレッシュする時間を作るようにしています。

まとめ

FXでもチャートとにらめっこになる人も結構いる様に思います。特にポジションを持った後など。ですがずっとチャートと睨み合い、どうするか考え続けると相当に脳は披露します。ましてFXは深夜のNY時間も相場が動きます。相場やポジションを気にし過ぎると寝不足にもなりかねません。

maruは基本的にはなるべくチャートを見ないで過ごしたいと思っています。そしてできるだけ見ないようにするにはどうすれば良いかを常日頃考えています。一応現状ではスマホの通知機能、メールアラートを利用したり、エントリー部分はツールや指値/逆指値などを利用しています。なぜこうするかと言えばチャートの今の動きを見続けるよりも、この先どうなるかをじっくりと考えたほうが有用だと考えているからです。

つらつらと思うがままに書き連ねましたが、まとめるとFXは知的な不完全情報ゲームであるので脳をリフレッシュしてクリアな状態で臨む方が有利だろうという事です。個人的には徹夜明けとか寝不足とか、疲れきっているような状態ではトレードアイデアを練ることはできませんし、実際トレードしたにしてもエントリーもエグジットも適切な判断を下せるか自信がありません。

皆さんはいかがですか?疲れた状態でトレードしていませんか?またはトレードし過ぎて疲れていませんか?

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