ポンドドルが予測通りの展開となってきました。この流れが継続するかは本日のNFP次第の面もありますが現状でのポンドドルの見通しを完結に整理しておきたいと思います。NFPの結果判明後、また週末に続報をアップしたいと思っています。
チャートはTradingViewに公開したアイデアからです。各見出し毎に、解説、チャート画像、TradingViewに公開していたコメント引用の三部構成となっています。
fxmaruchan Trader — トレーディングアイディアとチャート | TradingView
https://jp.tradingview.com/u/fxmaruchan/#published-charts
目次
現在の相場概況
ポンドドルは利上げ期待やドル安やユーロ高(欧州高)の影響もありこのところ堅調推移でした。しかし昨夜のスーパサーズデーでは利上げ票が6vs2で否決され、利上げ票が伸びなかった事などで1.32ミドルから1.31まで急落しました。現状昨夜の急激な下落の戻りを試している状況です。
ポンドドルのエリオット波動分析
ポンドドルのエリオット波動分析を確認します。ここでは直近のアイデアを掲載します。ただこの所TradingViewにポンドドルは重点的にアイデアを投稿していたので時系列での推移はそちらも合わせて確認していただければと思います。
ポンドドル中期ビュー
こちらはポンドドルの中期波動予測です。基本的に目先の高値を付けた後下落に大きな下落となると予測しています。
こちらはTradingViewに投稿したコメントです。
「8/3(木)のポンドドルの中期ビューアップデートです。
先の予測通りポンドドルは上値を試す展開となりそれが継続中です。
そして現時点では1.323レベルまで来ており、上値余地が少なくなってきたと思われ
依然観測が必要なものの売りシグナル待ちの状況と予測されます。
現状ダイアゴナルでチャート内C-5波を形成しており
まだ幾分チャネル上限まで余地がある状況です。
ただチャネルはあくまで目安で上限まで届かないケースもありますし
逆にスローオーバーで一旦騙しのブレイクが発生する事もあります。
メインのサイクル3波のFR0.382が1.344レベル。
A波のFE1.618が1.338レベルなのでまずはそこが目安と考えています。
ただチャートは4時間足ですが、時間足では弱くなりつつあるものの
日足、週足、月足の長い足ではまだ強さが残っています。
ですから当面ショートは打診レベルに留め、
安易にショートポジションを増やさないのが得策と考えます。
チャート内にも記載しましたが高値から切り返してきた後に
基本的にはポジションを取るべきと考えています。
また下値のサポートもそれなりにありますから
例えば、上にチャネルブレイク、反落、そこからさらにチャネル上限への戻り、
ここまで待ってショートを取るのが完璧なパターンと考えています。
ですので現状は未達の可能性を考え打診レベルのショート。
ブレイク後の反落でショート追加、
その後の値動きを観察し、下落からチャネル上限への戻りでメインのショート追加
が現状の戦略です。いずれも中期ポジション想定です。
いずれにせよ本格的な下落に移るようであれば
相当に大きな下落になることが予測されるため
確実に下落方向にトレンドが出てからポジションを取っても間に合うと思われます。
本格的な下落にはもう少し時間が必要では無いでしょうか。」
ポンドドル短期ビュー
こちらは先ほどTradingViewにアップした短期シナリオです。昨夜の下落は明らかなインパルスで1波と思われます。1波が完成したか定かではありませんが完成したとすればそれなりの戻りを試す流れです。ただ戻りが浅い場合、1-4波の可能性が高くその場合1-5波の後、強い2波の戻りになります。また現在の所、形状的には1-4波に見えます。しかし個人的には今日米国雇用統計が控えているので、時間的にも値幅的にもそれを目処に戻りの2波を試すのが本線と見ています。
ただこの辺は状況を見ないとわかりませんが、現在の1.315近辺から下落であれば追加ポジションを取りその追加ポジションは今日中に閉じる予定です。これは来週戻りがあると思われるためです。逆に今日1.32まで戻るのであれば、2波戻りと考え追加ショートを持ち越す予定です。その他のパターンとしてはダイアゴナルでE地点の高値を付けに行くパターンですが、これは可能性が薄いと考えています。
まとめ
現在は1.32ミドルでのポンドドルSをコアポジションとしながら、戻り待ちの状況です。おそらくNFPの結果を確認してポジションを追加するといった形になると考えています。