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ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2019の情報や個人的活用法など

今年もラリー・ウイリアムズのフォーキャスト2019が発売開始となりました。フォーキャスト(forecast)とは予測の意味で、このレポートはラリ・ウイリアムズの2019年の市場予測といった意味となります。今回ちょうど正月休みの1月1日に英語版がリリースされたとの案内が来ていたので即日購入し内容を確認しました。ちょうど2018年末に日米の株価が大きく下落していた中で、どういった予測が描かれているか気になる所でした。

目次

ラリー・ウィリアムズのフォーキャストとは?

ラリー・ウィリアムズは、自身のトレーディングで活用する為に26年前にこのフォーキャストの試みを開始しました。そして2006年から相場予測レポートであるフォーキャストが一般公開されてきました。

2019年のレポートには、米国や日本、欧州、中国、インド、新興国などの株価指数、債権、金属、エネルギー、通貨などの先物、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)などの個別株、そしてビットコインの2019年の予測が含まれています。70ページ強のPDFレポートです。

ラリーのフォーキャストは、独自のサイクル理論によって、様々な市場の動きや転換日時を予測しています。中長期の予測の為、スキャルパーやデイトレーダーには不要ですが、スイングトレーダーや長期トレーダーには非常に役立つレポートとなっています。

ラリーのフォーキャストに記載されている内容

ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2019では、まず25ページ強、米国市場の分析に当てられています。米株の様々なサイクル、米国の雇用状況や、イールドスプレッドやイールドカーブといった債権に関連する分析、リセッションに関するとあるインデックスの分析など、多数の要素から米国市場の分析が行われています。分析には図表とそれを説明するテキストが記載されています。そして残りのページでは各市場の分析が、サイクルを記載したチャート図とその説明という形で書かれています。

2019年の無料予測として、ドルインデックスが公開されていますので、サンプルとして見てみましょう。
DollarForecast2019.png

各市場のフォーキャストは基本的にこの様な形で描かれています。チャート内の黒いバーは、バーチャートで実際の値動きです。このドルインデックスのチャートでは、2018年末頃までバーチャートが描かれている事がわかります。

赤線と青線が、ラリーのフォーキャストです。赤線は長いサイクルでの予測、青線は短期サイクルでの予測です。黒のバーチャートと重なっている部分、つまり2018年部分は昨年の予測、そしてバーチャートが無い右の部分は2019年の予測です。

またいくつか日付が記載されていることも気づきます。これは転換日を示しています。つまりそこまで上昇が続いていれば、その日時で下落トレンドに転換するといったものです。この転換点がこれまで何度も素晴しい相場の転換タイミングを捉えてきました。

例えば、このドルインデックスでは、引き続き高値を継続し、4/30頃に下落方向への動きがある可能性、そしてその4/30からの下落は短期的に5/22前後に戻りを試す可能性、しかし春以降は年末まで中長期的には低迷の可能性が示されています。

ラリー・ウイリアムズのフォーキャストの使い方

ラリー・ウイリアムズのフォーキャストでわかるのは以下の3点です。

1. 各市場の1年間の全体的なトレンド傾向
2. 各市場の2019年の高値や安値のポイント
3. 各市場のトレンドの転換点

maruがオススメするのは、特に3の転換点の部分です。これまでにもフォーキャストで示された転換日時で幾度も相場が変動してきました。ですからこの転換日時のポイントはポジションを構築する、またはエグジットする目安として参考にしています。

もちろん各市場のトレンド予測として活用する方法もあります。 フォーキャスト2019の公式サイトでも、過去の例を示しながら活用例が紹介されていますので確認してみてください。

フォーキャスト2019は期間限定販売です。

毎年このラリー・ウィリアムズのフォーキャストは期間限定の販売となっています。今年は本家の英語版サイトが1月末までとなっていますので、日本語版も同じ時期に販売終了となると思われます。つまり今手に入れた人だけが2019年のトレードに活かす事ができるわけです。金額は3万円程なので高額ではありますが、トレードの利益や損失を考えれば微々たるものとも言えます。

なお今年のフォーキャスト2019には、5つのボーナスが含まれています。シグナルメールを除いては、全てPDF内に記載があります。またシグナルメールは、タイミングの到来時に、フォーキャスト2019の購入者に送信されるとの事です。

1. S&P500 E-mini 先物トレードシステム
2. WDギャンのプレッシャーインデックス活用法
3. ブル/ベア マーケットタイミング・シグナルメール
4. 米国の次のリセッションを知らせるシークレットURL
5. 2019年の素晴しい2回の買いポイント

詳細は公式サイトでご確認下さい。

ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト公式 

日本語版発売前に記事をアップしたかったのですが、既に発売されていますので先行情報的な感は無くなりました...過去のフォーキャスト記事同様に、追記があれば記載していきます。

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