茶トラがFX検証中。相場はテクニカルで動いている

FXの手法を検証したりレビューを書いたりしています。自作ツールもちょこっと。主人公は茶トラ猫の「まる」。

アイデアを参考にされる場合のトレード手法について(エントリー/エグジット、ポジション関連他)

最近では嬉しい事にブログやTwitterの閲覧数が増えたり、またアイデアを公開しているTradingView でもアイデア閲覧数やいいねの数、フォロワー数が増えています。多少ながらもアイデアを参考にされている方もいらっしゃるかと思いますので、今日はそうした場合のポジションの取り方について解説したいと思います。

TradingViewに投稿したアイデアは、あくまでその時点でそう動く可能性が高いと考えているものであり、実際にそう動くかは完全に別の話です。また例えば個人的な年間収益などからアイデアには多少の優位性はあると考えておりますが、それをコピーして同じように実現できるかどうかはわかりません。またむしろ私個人の成績はアイデアではなく、エントリーポイントなど実際のトレード手法に負う部分が大きいと考えています。

そしてアイデアは決して全勝するようなものではありませんのでご注意ください。当然ながら間違えるときも度々あります。なのでひとつのアイデアを過信して大勝負するといつかは必ず失敗します。トレードは確率のゲームであり、利益は積み上げるものと考えるべきです。

免責事項

まず最初に免責事項をご確認ください。

投資顧問は行っておりません。TradingViewや本ブログ、Twitterなどで公開したアイデアはあくまでマーケットの解説の一例であり、主たる目的は金融リテラシー向上を目的とした教育の為です。アイデアを参考にされた場合の他、いかなるケースに於いても、あなたのトレードやそこで発生した損害等に対しての責務は一切負いません。トレードはそもそもリスクがあるものであり自己資金を失う可能性やそれ以上の損害を負う可能性もあります。必ず生活資金でない余裕資金で行うべきです。また投資判断は自身で下す必要があり、結果に対する責任も自己責任です。

それでは個々の事項を解説していきます。

時間軸

基本的にはスイングポジションです。なのでポジションの保有時間は基本的には数日です。公開したアイデアの時間軸は必ず着目してください。

また利益が伸びる場合は相当の期間コアポジションを引っ張ったり積み増す事があります。また逆にイベントや指標絡みなどで短期でも十分な利益となった場合、ポジションの大半をTPすることもあります。この後にも出てきますが、時間対比での利益を特に重視しています。

ポジションサイズ

大きいポジションはまったくもって推奨しません。小さいほど良いと考えます。ただし適切なポジションサイズというのは資金量やメンタル面に依存します。ですので適切なサイズは個々人で変わります。判断の目安としては、例えば含み損となった時に「耐えられる」ではなく、「冷静に判断できる」サイズである必要があります。相場は思い通りに動かないことがよくあります。そういった時には再度判断が求められますが、その時に「熱くなってしまっては負け」です。

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チャートや損益画面から離れられず見続けている場合、ポジションサイズが大き過ぎると言えます。基本的にはその日放置してそのまま飲みに行っても気にならないくらいがベストです。次の日の朝確認して判断できるぐらいがオススメです。

もちろんレバレッジを限界まで上げることは駄目です。朝ポジションを見たら強制ロスカットで無くなっていたなんてのは論外です。

エントリーポイント

アイデアを見てもらえばわかりますが反転を狙うトレードが多いです。しかし一方的に相場が進んでいる時は特別な理由が無ければポジションを取りません。そこから反転し何らかのポイントを超えた後か底が形成された後にエントリーです。そしてそこが底にならなければ一旦ポジションを閉じて、次の底になると考えるポイントで入り直します。

反転を狙う場合でも無理な逆張りは避ける

反転を狙うということは逆に言えば、上昇トレンドでショート、下降トレンドでロングになります。(実際にはそう単純ではありませんが)。こうした逆張り的なトレードはポジションを取ってすぐに逆行したり、行き過ぎで含み損が増えたりします。

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エントリーポイント1「トレンドラインや高安などのポイントを抜けた時に逆指値」

なので私がやっている方法は大体こうです。そのひとつは「トレンドラインや高安などのポイントを抜けた時に逆指値」。これは何らかの節目を超えてきてからエントリーします。また逆指値を使えば、節目を超えたタイミングで自動的にポジションを取ってくれます。

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こうする事で上昇や下落の勢いが強い時に逆張りポジションを取ることがかなり防げます。もちろん100%ではありません。また上昇/下降が続いている間は、直近の高値/安値が変わる度にトレンドラインを引き直します。そしてそれを超えない内はエントリーしません。

TradingViewの仕様上、アイデアを投稿する際は「ロング」、「ショート」、「中立」を選択する必要があります。ですのでもうしばらく下落が続いた後、上昇するだろうと推測する時には「ロング」を選択しますが、これはイコール、すぐにポジションを取るという事を意味しません。

トレンドがさらに続いて反転しないケースもありますが、そういった時は見送りとなります。最低限こうした節目を超えてくるまではエントリーしないという事です。

エントリーポイント2「底形成の可能性が見えた後、2度目、3度目の押し戻りで」

また強いトレンドからの反転を狙う場合、基本的に1度ですぐに反転するという事はほとんどありません。大きなイベントでも絡まない限りは。なので先の例で節目を抜けてきた後の2度目、できれば3度目の押しや戻りを狙います。

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またこのケースでは上記の図の黄色線の様なサポートラインを早めに引きます。青線も意識しながら、この段階では未確定ですが黄色のトレンドラインも意識していきます。そして特に3度目の場合、このラインの延長上付近に指値を置きます。

STOPの基本

これは少し解説が難しいところです。というのは私自身も相場を見ながら随時SLを動かしたりするからです。基本はシナリオが崩れたただ最終的なストップはエントリー時に自動的にシステム的に入るようになっており、ベースはTP500/SL250としています。

ただこれはイニシャルかつ最終的なものなので、相場が狙い通りに動けば、直近安値など適時動かしています。ですので過去データでは私の実戦での平均のストップ値は40pipsです。

話が逸れてしましましたが、アイデアを参考にされる場合は、根拠的なものがわからない事もあると思うので、機械的なストップを先の目安を参考に必ず置いてください。例えばTP250/SL250でも勝率50%であればトントンです。負けはあり得るものという考えが大事です。

ちなみにエントリー/エグジットには某ツールを...

ちなみに、エントリーやTP/SLの設定には「ScalTradeAssistPro」を利用しています。

MT4のチャート上のラインを動かすことでポジション毎にTP/SLを設定できるので便利です。

ちなみにもう少し触れると、通常こうしたツールは指値で注文を出すことが多いです。ただそれだと細かくは書きませんが証券会社との関係で問題が起きたりします。その点、「ScalTradeAssistPro」では指値/逆指値の設定でも「成行」で注文してくれるのが素晴しい点です。

なのでラインにタッチすれば即成行で注文が入ります。イベントなどスプレッドが広がり指値が置けない場合や緊急でポジションを閉じる時に使えます。価格も4,900円(2018年2月現在)なので良心的です。よろしければどうぞ。なおこれはアフィリエイトではなく、また販売されている方と特別な関係もありません。

なおライントレードをされない方は「MT4スピード注文」も使いやすいのでオススメです。こちらはとても有り難い事に無料で利用可能です。

イーブンブレイク

話が逸れました。本題に戻ります。

基本的には日足ベースでのイーブンブレイクは利用しています。終値ベースで利が乗っていれば、買値上、売値下にストップを移動します。ただ指標やスプレッドで狩られる範囲であれば置きません。

基本的には相応の利益が乗ったら、買値上、売値下にSTOPを移動する癖をつけると収益が安定してくると思います。またイーブンブレイクはツールで自動的に入れるようにしても良いかと思います。先程紹介した「ScalTradeAssistPro」でも利用可能です。

TPの基本

ポジションを一度に全て利益確定することはほとんどありません。分割決済が基本です。分割の割合は色々お好みで良いかと思いますが、時に物凄く伸びるポジションがあるので小ロットでもコアポジションは残しておきます。

TPのタイミングは時間対比での利益を特に重視しており、時間軸と利幅で考慮しています。短期で相当の利が出た場合、欲張らず大半をTPすることが多いです。そしてその後の押しや戻りで何度もポジションを取り直す形です。これによりポジションを長く持つ事による想定外のリスクも減らす事もできます。資金量によっては資金効率も上げることもできます。

例えば数分で大きな利益が出た場合、これは時間対利益の効率が非常に高いです。この場合コアポジションを残し大半をTPして取り直します。

ポイントとしては短時間で大きく動いたケース(例えばポンド円なら150〜300pips)や、何らかのレジサポに到達した時が一旦分割でTPを入れるポイントと考えています。なお伸びたポジションを閉じるタイミングは逆方向のシグナルが出た時が基本としています(例えば 同じ時間軸でのAwesomeオシレータでの色転換など)。

トレードに対する心構えについて

技術的な内容はだいぶ触れたかと思います。ここからは心構え的なものについて。

おかしいと思ったり、間違ったと思ったら

相場なので間違えは必然です。どこで気づくかだけです。

少なくともおかしいと思ったら、建値にTPを移動しておきましょう。この作業は重要で深夜なり見ていない時に瞬間つけた値で逃げれる事があります。おかしいと思ったら欲張らずに次のチャンスを待ちましょう。損失を少しでも減らす方向に目線をシフトします。

そしてどんなに失敗した場合でも最終的なSTOPでは切るようにして次回のチャンスを狙うよう切り替えます。

一旦ポジションをクリアにするとまた冷静に見えてくるものがあります。ポジションをスクエアにした後、やはり考えが正しいと思えば入り直せば良いだけです。

粘るときは粘る

ただし、先の内容と矛盾すると感じるかもしれませんが、相場が想定通りに動いた時は「できるだけ長くポジションを持つ」事も大切です。目先の利益を見て利益確定した後に大きく伸びた...。これはある意味失敗トレードです。ですので短期のポジションは回転させるにしてもコアポジションは引っ張る事を常に心がけたい所です。

※ もちろんこれはトレードスタイルに依ります。伸びることを期待せずに取れるときに確実に取るといったスタイルともあります。どちらが良いという訳ではありません。ただしひとつのスタイルを守り続けるべきです。

最後に

少し長くなりましたが諸々まとめてみました。わかりづらい部分もあるかもしれませんが、時間をかけて、それなりに重要な事は書いたつもりなので、ぜひ興味を持たれたら保存して頂くなり、ブックマークして頂くなりで何度か目を通してもらえると幸いです。

今回ざっくりと書き出したので抜けている部分もあるかもしれません。ですので今後折りに触れ気づいた点があればな加筆修正したいと思っています。それでは。

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