ブログ記事を書くのは久々ですがいくつかのアイデアを公開します。今回取り上げるのは、ユーロドル、ポンド円、ユーロポンド、原油です。それでは早速本題へ。
fxmaruchan Trader — トレーディングアイディアとチャート | TradingView
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目次
現在の相場概況
ドルインデックスのiH&Sの上値のネックライン突破でドル高トレンドが発生しそうな気配。
エリオット波動分析
今回はエリオット波動以外の分析も含みます。それではまずはユーロドルから
ユーロドル
ユーロドルは先週のECB通過後のユーロ安により日足、週足の終値ベースでH&Sを形成した形。
今週前半の月曜日、火曜日は10月末となりいつもの「月末のユーロ買い」が入るため一時的にユーロが強くなる可能性があります。その一方で今週は111月の月初の週なので週中水曜日にISM、週末に米雇用統計と米国の重要指標が控えています。
その為、週初は先週の下落の戻りを試すものの週後半にドル高に移行するといった流れが本筋かなと考えています。
テクニカル的にはH&Sを形成したことでネックラインを超えるまでは素直に戻り売り。現状ネックラインは.1.167レベル、ターゲットは1.125レベルです。
というわけで戦略は動意を見ながらではありますが、週前半は様子見しながら週中から週後半にポジションを追加するイメージで考えています。個人的には1.177のコアポジションをキープしておりそちらは伸ばしたい所。
ポンド円
円高リスクを抱えた中ながらもポンド円は依然上昇トレンド継続。
ポンドはBREXITのリスクが意識される中、案外堅調で個人的にはドルの次に強くなるのではと考えています。対ドルでもユーロはレンジをブレイクしたものの、ポンドは依然レンジ内をキープ。対円でも依然上昇トレンドを形成しています。
波動的にはポンド円は139円のボトムの後、152円まで強い上昇波を見せました。この上昇波は現在まだ未完に見えます。152円の高値が3波、その後10/7 147.1への下落で4波、現状は5波を構成中ではないかと考えます。
そして5波は推進波にはなっておらず拡大型ダイアゴナルを形成中の模様。現在は5-4波を付けた所と考えています。
なおこのダイアゴナルで8/24の139円からの5波が完成となる可能性がある一方で、このダイアゴナルは5-1波となる可能性も残されています。5波完成となれば153円が高値となりますが 5-1波の場合今後160円以上に伸びる可能性も秘めています。
これは現在は判断できませんのでどちらになるかは今後の推移を見る必要があります。
戦略としては基本的にはチャネル下限から当面はL方向で。現状は149.2-3からL方向でポジションを構築中。ターゲットは153円手前です。
ユーロポンド
先週のユーロの下落でユーロドルと同様にユーロポンドも変則H&Sのネックライン割れ。
ユーロドルほど明確ではありませんが先週末の下落でユーロポンドもソーサートップ、変則的なH&S型のネックラインを割り込んでいます。 こちらも日足、週足レベルでネックラインを割り込んできたため基本は戻り売り。
エリオット波動展開としては8月末の0.93で日足レベルの5波完了が濃厚。上位波動の読み方で今後の波動展開が単純にABC波になるかそれとも新たな5波を展開するのか定かではありませんが今回は一応ABCでラベリングしています。
現状は4時間足から日足でA-B-CのC波を構成開始の段階なので下落C波を狙いたい所。現在ネックラインが0.886、強力なサポートが0.874で基本はネックラインをバックに戻り売りです。
なお0.874のサポートは強力なのでそこで半分、もしくは全てTPするかも知れません。0.874が割れれば0.83−0.84レベルまでの形状が考えられるのでその時は改めて入る形でいいのかなと思っています。
逆に0.874の上でサポートされれば一旦反転の流れです。
原油
目先は直近高値の55ドル台を超えられるか注目。
現状は引き続き上昇トレンド継続であり55ドルの高値も超えてくる可能性が高いかも知れません。そしてこの55ドルの高値を超えると次の高値は62ドルとなり最大60ドル近辺までの上昇の可能性があると考えています。
しかし55ドルの高値をなかなか超えられるないケースも想定されます。55ドル手前で反落となれば長めのスパンのH&Sを形成しにいく可能性が強く、その場合はやや長めの時間軸で原油は30ドル方向への大きな下落となると予測されます。
戦略としては原油は長期的にはベアと考えるので現状は一応前回高値をバックに打診S。高値超えでH&S形成の可能性が消えますので撤退します。メインは高値に届かず反落し51-52への折り返しで逆指値S狙いです。
現状は既にBTTのハーモニックパターンを4時間足、日足で形成している点にも注目。その意味でも反落すれば売りたい所です。ただし反落せずに高値を狙う展開の場合、打診に留め様子見。
短期トレンド転換確認後のSが有効と考えています。
その他まとめ
iH&Sを形成したドルの強さには逆らわず。
[補足] 為替におけるエリオット波動
それを踏まえると単純に5波を狙うよりもWXYのイメージで3波を狙うほうがより機能する戦略と考えています。