茶トラがFX検証中。相場はテクニカルで動いている

FXの手法を検証したりレビューを書いたりしています。自作ツールもちょこっと。主人公は茶トラ猫の「まる」。

豪ドル米ドルのCOTレポートとTDシーケンシャル [2018-10-03 水 17:21]

まる
13は何だか不吉で怖いにゃん、ブルブル

2018年10月9日の市場概況です。現在豪ドル/米ドルに注目しています。

目次

AUDUSD の COTレポート

豪ドルドルのCOTレポートを見てみます。チャート一番下の緑線は「小口の投機家」のポジションです。基本的には小口投機家のポジションとは逆行し、小口が売れば、相場は上昇、小口が買えば、相場が下落している事がわかります。

cot-audusd-1w-20181009.png

そして現在は小口のポジションが2015年レベルで積み上がっており、減少する気配(相場は逆に上昇?)が見られます。また、大口のポジション(赤線と青線)もかなり積み上がったポジションである事を示しており、ここからさらに同じ方法に積み上がるよりも、過去のデータでは反転する可能性の方が高い事を示しています。

ただしCOTレポートは週単位であり、このチャートも週足です。なのでこれは週足で見ればの話です。分足、時間足では現在の方向に進みさらに行き過ぎることも当然あり得ますのでご注意を。

AUDUSD の TDシーケンシャル

続いて、豪ドルドルのTDシーケンシャルを見てみます。まず日足ですが、先週の木曜日にセットアップ完了の「9」が点灯しました。そして金曜日に微反発で陽線となり、週明けの今日月曜日を迎えています。

豪ドルドル 日足
tds-audusd-1d-20181009.png

週足では、9月7日の週に、カウントダウン完了の「13」が点灯しました。その後週足で連続して買いサインとなり、一旦は反発しましたが、先週再度安値を付けた形です。

豪ドルドル 週足
tds-audusd-1w-20181009.png

4時間足では、先週末時点で「13」が点灯し、買いとなっています。現在まで、まだ弱いながらも、その反発の流れが京沿いくしています。

豪ドルドル 4時間足
tds-audusd-240h-201810091755.png

AUDUSD の現時点の考え

中期的なボトムをつけたか、つけかけていると考えています。短期的には、反発の弱さを見ても、まだ市場は疑心暗鬼の状態です。このまま反転する可能性もありますが、再度安値を目指し動き、さらに小口の投げが入った後に上昇するといった流れが基本でしょうか。

この先は米国の中間選挙が控えており、そこが大きなターニングポイントになるのではないかと推測しています。今後はイベントや要人発言でのドル売りを意識したい所。

ADXRainbowColorEMAは、TradingView版とMT4版を公開しています。入手方法等の詳細は下記記事で。

TradingViewについては下記記事でまとめています。

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