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TradingViewで全インジケーターの表示/非表示をワンクリックで切り換える裏技的なやり方

まる
TradingViewで簡単に全インジケーターを表示/非表示させるやり方だにゃん

TradingViewでは、チャートに表示されているすべてのインジケーターを一時的に非表示にする機能はありません。しかし少し応用すると、その機能が実現できます。この記事ではすべてのインジケーターをワンクリックで(一時的に)非表示にしたり、また表示させたりする方法を解説します。

目次

TradingViewで一時的にインジケーター表示を外す裏技の概要

例えばこういった感じで、インジケーターを色々適用しているとします。しかしながら普段は役に立つインジケーターも、時々ごちゃごちゃしてチャートが見づらくなったりします。

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そんな時に、簡単にインジケーターが何も無いチャートを見れたら便利じゃないでしょうか。エリオット波動で波動をカウントする場合にもインジケーターが無いほうが見やすくやりやすいです。

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そして元に戻したくなったら、またパッと元のチャートに戻せたら便利ですよね。これはTradingViewではどこかの機能としては用意されていないのですが、でも実は簡単に実現可能です。

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TradingViewで一時的にインジケーター表示を外す裏技のやり方

TradingViewでは、インジケーターの組み合わせを「インジケーターテンプレート」として保存できます。この機能を利用します。

  1. まずお好みのインジケーターを適用した状態で、上部ツールバーの「テンプレート」ボタンを押して「インジケーターテンプレートを保存」をクリックします。

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  1. 任意の名前を付けて、保存します。

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これで通常使うインジケーターのセットがテンプレートとして保存されました。続いて、今回の肝である、インジケーターが無い状態のテンプレートを作成します。

  1. チャートのインジケーターを全て削除した状態で先ほどの 1と2 の手順でテンプレートを作成します。

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この時、テンプレート名は「無し」とか「0」とか「None」とかそういった名前にすると後々便利です。

続いて作成したテンプレートをツールバーに表示させます。テンプレートメニューを開いて、作成したテンプレートに星を付けて「お気に入り」にします。
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お気に入りのテンプレートは上部ツールバーに表示されます。テンプレート名の一文字目がボタン名になっています。テンプレート名を「無し」とした場合、「無」とボタンに表示されるのでひと目で見分けがつきます。
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この画像では、「いつもの」と「無し」の2つのテンプレートを作り、お気に入りに登録し、それらがツールバーに表示されています。以上で設定は完了です。

インジケーター表示/非表示の切り替え方

ツールバーに表示したテンプレートのボタンをクリックすると、すべてのインジケーターの表示と非表示を切り替えることができます。今回の場合だと「無」ボタンを押せば、インジケーターが全て非表示になります。
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「いつもの」ボタンを押すと、インジケーターが元の通常の状態に戻り、表示されます。
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動画

こちらは実際の動作です。録画の関係上、ツールバーのボタンの文字は異なっていますが、動作は同様です。クリックする毎に全インジケーターの表示/非表示を切り換えることができます。

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まとめ

インジケーターの表示と非表示の切り替えは、分析する時に便利な事が多いので、ぜひご活用ください。波動をカウントしたり、ハーモニックパターンやヘッドアンドショルダーなどのチャートパターンを探すときは、インジケーターが何も無い方が探しやすいです。

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