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エリオット波動分析と昨夜のトレード結果、その他現状の見通しなど(ドル円、ポンド円、原油) [2017-05-26 金 16:27]

まる
原油などのエリオット波動分析だにゃん

あと30分ほどで外出なのですがそれまで現状分析やトレード結果をまとめたいと思います。それでは早速行きます。

なおチャートはTradingViewに公開したアイデアからです。各見出し毎に、解説、チャート画像、TradingViewに公開していたコメント引用の三部構成となっています。

fxmaruchan Trader — トレーディングアイディアとチャート | TradingView
https://jp.tradingview.com/u/fxmaruchan/#published-charts

目次

現在の相場概況

現在は米株の堅調さのみに支えられた相場とも言えますが、警戒しながらもリスクを取りやすい状況になっています。それはVIX指数にも現れており過去最低の水準レベルです。個人的なトレードは週中までは迷いながらもゴールドの位置を見ながらリスクオンで戻り高値を付けに行く展開、後半は原油中心ですが戻りを付けた後の下落といった流れでトレードしました。

ドル円、ポンド円相場見通し

まず先にドル円とポンド円についての波動分析です。基本的なスタンスは変わらずで日足レベルではロングの押し目探し、短期的には窓埋めに向けての下落波動を想定しています。今週ドル円、ポンド円が堅調な局面も続きましたがまだ上昇に回帰するとは考えておらず下落波動が残っていると考えております。ただ調整完了後は下値から急反発が予測されますので今からは無理にショートを取らずロングを狙ったほうが良さそうに思います。

ドル円波動予測

5/18に投稿した内容で基本スタンス継続です。先週末だったか(すみません記憶が曖昧です)にコミーFBI前長官の公聴会は24日から30日に延期されました。またドル円については日足は普通に見れば上昇波動なのですが、個人的には過去記事にも何度か書いた通り疑念を持っており日足の見通しはあまりクリアではありません。この点は今週末か来週にまた考えてみたいと思っています。

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ドル円は引き続き調整局面が続く流れ。 最低でも今週は調整継続で最短で月曜朝に安値の形。 しかし24日にはFBIコミー前長官の公聴会が予定されておりその動向を見るまでは動きづらく調整継続濃厚。 窓埋め後109円でサポートされる可能性が一般的なエリオット波動分析の見方。 しかしそちらはサブシナリオで メインシナリオはサポートされると考えられる108.138(4/17)をブレイクするケースを想定。 105円付近の中期の上昇トレンドラインを一旦割るケースも。 上昇トレンド継続も当面はサポートを切ってストップを付けに行く可能性が高いと考えています。

ポンド円波動予測

下記も5/18に投稿したポンド円の短期波動予測で短期的に下落波動を残しているという見方は現在も継続です。

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ポンド円も円高株安のリスクオフの流れを受け調整局面が継続しそうです。 チャート内の黄色線が前回想定した調整予測。 白線が今回アップデートしたものです。 ただポンド円は日経やドル円とは異なり短期の5波動目を残している状態。 また日足でも上昇C波の途上。そのため調整完了後は上昇に戻りやすいと想定。 ただまだ日足では大きな調整余地を残しています。 140円前後の窓が意識されそうで、日足のFRでもちょうど0.618-0.786の最も止まりやすいゾーン。 かつFR0.854のすぐ下には1波の頂点が位置している事からもかなり強いサポート。 しかしそこまでは目立ったサポートも無いためそのエリアまでは下落しやすい。 FR0.382 = 143.369 FR0.5 = 141.905 FR0.618 = 140.440 FR0.786 = 138.355 FR0.854 = 137.511 調整は7スイング以上の深いものになりそう。 ロングは完全な調整完了を待ちで目先はショート。

こちらはポンド円の日足の波動予測です。調整完了後はC波上昇スタートと考えています。

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ポンド円の日足は現在C波の過程であり、FEレベルから想定すると160円前後までの上昇余地。 ただし目先は調整で下落方向。 調整完了後に再度上昇トレンド回帰濃厚で調整は5月後半から6月初旬までと予測。

原油のエリオット波動分析

先ほど原油のエリオット波動分析をTradingViewに投稿したので、昨日のトレードと合わせて紹介します。

昨夜のトレード

原油は短期的に上昇5波の中の最終段階と考えていたので51ドル超えからのショートを狙っていました。とはいえ減産枠拡大の可能性がありましたし、チャネル上限にはまだ距離もあったので一旦事前のポジションを先に閉じて、動いてから再度乗るという形でした。

とりあえずこの後は予測通りの動きとなりました。手抜きですがその後の流れもTwitterから抜粋します。

原油の波動展開予測

当面は戻りを試しながら下落もいずれ上方向にチャネルをブレイクするのではと考えています。詳細は下記に引用したTradingViewに書いたコメントをご覧ください。

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原油は黄色のチャネル内で複雑に調整波を展開しながら依然推移中。 また直近高安のオレンジのチャネルも有効な状況。 昨夜は5/5の44ドルの安値から5波を形成し上昇してきた最終段階と判断。 そのため5波の最終段階である51ドル超えから個人的にはショートを狙った形。 またその近辺にはさきほどのオレンジ色のトレンドラインも位置。 そして減産枠拡大なしのニュースをきっかけに反転。 短時間で52-50ドルへの推移の後、48.2まで。 想定した波動は、 W波: 52-50 X波: 50-51 Y波: 51-49 実際には48.2まで突っ込んだ。 今後の波動予測は、日足、月足の波動では60超えまでの上昇波がいずれ展開されであろう形であり チャネル下限からはロングが有効。 現在の波動は下記のように2波を構成中と考えており 1波: 5/5 44ドル -> 5/25 52ドル 2波: 5/25 52ドル -> ??? チャネル下限及び下記フィボナッチリトレースメントレベルからのロングが有効と考えています。 FR0.618: 46.91 FR0.786: 45.51 FR0.854: 44.95 2波であるとすればFR0.854までの押しは十分考えられ、 44ドル台には黄色のチャネルラインも位置することから良いLポイントと推測。 ただ現在はチャネル真ん中近辺の為、現在はロングは早い、取るならば戻りをショート。 基本的には見送りが賢明と考えています。

なお原油はGMOクリック証券のCFD等で取引可能です。
GMOクリック証券CFD

まとめ

原油価格はリスク環境に影響するので大きく下落すれば円高リスクが高まると考えられます。その一方原油価格が上昇すると円安方向に動きやすい面があります。当面の下落で先行き上昇という原油の方向性はある意味円相場も占っているかも知れません。ただその場合でも円が無限に円安になるとは可が得ておらず上昇の頂点を付けた後は大きな円高リスクが到来すると考えています。ただこれはまだ遠い将来の話なのでまだ意識する段階ではないですね。

駆け足でしたがこの辺で。

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