茶トラがFX検証中。相場はテクニカルで動いている

FXの手法を検証したりレビューを書いたりしています。自作ツールもちょこっと。主人公は茶トラ猫の「まる」。

諸々雑感。(アベノリスク、ポジションサイジング)

まる
アベノリスク、売買手法ニャン!

先週末に書き始めた書きかけの記事です。少し遅いですが公開します。諸々気づいたことなど。

アベノリスク

週末は森友騒動に新展開。市場では政権不安が高まっていると認識される可能性。ネガティブニュースだけれどもしこれに対するマーケットの反応が強いようならブルを考慮すべきか。このネガティブなニュースにあまり反応しないなら短期では買いを入れたい。

これは週末に考えていたこと。ニュースの中身に興味はなく、それに対する市場の反応を見たかった。今の目線はむしろショート。

ただしこのポジションも既にスクエアにしている。

ポジションサイズと人間心理

売買手法よりもポジションサイズ、ロットコントロールの方が大切かもしれない。少なくとも意識し考慮すべき点。なぜならばポジションサイジングは人間心理にもかなり直結する為。

リバモアの伝にあるように「人間は市場ではなく、実は自分自身と戦っている」。ポジションサイズを大きくするということは不安感が高まり、冷静な判断を失う。その意味で人間心理とより向き合わないといけなくなる。

ジョージ・ソロスのポジションコントロール

これが難しい。大成功したトレーダーでもそれぞれやり方が違う。

例えばジョージ・ソロスは、イングランド銀行とのポンド戦争でもわかる通り、勝てるときにはポジションサイズを限界まで増やす。ソロスの伝では彼が一番許せないトレーダーとして「勝てるときにそこそこの利益で降りてしまう事」と述べている。彼はチャンスを最大限に生かさないことが許せない。

ソロスのやり方はこうだ。まずポジションを取るときは必ず市場に打診する。必ず打診から入るが、時にロングを取りたいときに逆にショートで打診してマーケットの感触を確認することもある。

打診の結果、勝てると判断すればポジションをどんどん積み上げていく。それが上手くいかない時にはポジションサイズを減らす。引き際が鮮やかなこともソロスの特徴として知られている。

一方でマーティン・シュワルツの伝

しかしこういったポジションの柔軟な変更は誰でもできることでは無い。実際「マーケットの魔術師」の中でも、過去の大失敗例としてポジションサイズを増やし資金の大半を無くしたケースが数多く出てくる。

また「ピット・ブル」のマーティン・シュワルツは、彼は短期トレーダーでありリスク管理を徹底しており、どちらかと言えば数で勝負するタイプだ。彼は「資金の規模が大きくなるまではポジションサイズを大きくするな」と言っている。

ピット・ブル - チャンピオン・トレーダーに上り詰めたギャンブラーが語る実録「カジノ・ウォール街」

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マーティン バジー シュワルツ, 成田 博之, Martin S. Schwartz
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ちなみにピット・ブルはシュワンツの自伝であり読み物だけれど、実は後半数十ページにはシュワルツのトレード手法が掲載されている。ページの初めから読み始めて途中で断念すると(ページ数が多い)この事に気が付かない。この部分にはシュワルツの手書きのメモや、日々のスケジュール(何時に起きて何をしてといったトレードへの取り組み方)も載っており興味深いと同時に参考になる。

ポジションを可変にすべきか、固定にすべきか

大成功したトレーダーでもやり方が異なるポジションサイジング。正解は無いけれど、おそらく通常は固定ロットの方が結果が良くなるだろう。これはこういう理由から。

確かに勝てるトレードはロットを増やし、負けトレードの時は小さいロット、これができれば最高。ポーカーなどはおそらくある程度これが可能で、それは自分の手札が強い時は勝率が高いことがわかるから(ただし上級者には通じない。こいつは良い手の時だけ大きく張るとして対処される為)。

しかしトレードの場合、自信があるからといって勝てるとは限らない。それどころか自信があるトレードほど大負けしやすい。取りやすいポジションは大抵誤りだったりもする。結果として勝てるトレードに大きくベットできるとは限らない。

可変ロットの危険性は、負けトレードでロットを増やしてしまう可能性だけれど、普通の人がやろうとすると大抵はその罠にハマる。

トレーニングしないと人間が感情に従う限りプロスペクト理論の罠からは逃げられない。

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