茶トラがFX検証中。相場はテクニカルで動いている

FXの手法を検証したりレビューを書いたりしています。自作ツールもちょこっと。主人公は茶トラ猫の「まる」。

さくらのVPSでMT4を動かしてみた!

さくらのWindowsVPSでMT4を動かしてみました。お名前ドットコムのFX用WindowsVPSよりも価格が安いのが一番のメリットです。今回2つのプランを借りてそれぞれの環境でMT4を動かしてみました。

利用プラン

今回利用したのは、W768とW1Gの2つのプランです。W768は月1,000円から借りることができます。W1Gはスペックが少し上がって月額2,000円です。

他社VPSとさくらのVPSの比較

国内ですとお名前ドットコムやつかえるネットがFX専用のWindowsVPSを提供しています。他社VPSとさくらのWindowsVPSを比較した場合のメリット・デメリットについてまとめてみます。

メリット
  • 価格は同一レベルのスペックならばさくらの方が安いです。逆に言うと同一価格ならばさくらの方がスペックが高いです。
  • さくらはW768プランがあるので最低利用価格も安いです。さくらは月額1,000円から利用できますが他社は2,000円オーバーからです。
  • サーバーの基本的なスペックが高いのでCPUはより高速です。例えばつかえるネットのユーザーはCPUで悩んでいる情報がいくつか見つかりました。
デメリット
  • さくらのVPSはFX専用ではないため平日深夜の定期メンテナンスがあり得ます。FX専用のVPSは平日のメンテナンスを避けると謳っている所もあります。ただサーバーのトラブル等緊急時には、そういったサーバーでも平日メンテナンスが行われるはずです。
  • FX専用のなんらかのカスタマイズはありません。但し操作はWindowsそのものなので、WindowsPCを使える方ならばMT4の運用に全く問題ないはずです。

W768での動作テスト

環境を同期するためにDropboxを入れましたが、Dropboxの負荷が常時100%レベルに貼り付きます。同期中だけではなく最新のファイルの状態でファイルの転送が行われていない状態でも同様でした。

MT4自体の負荷は低く3つ程同時に動かしましたがこちらは問題ありませんでした。ただしこれはインジケーターを入れていない状態です。それぞれにEAだけセットしてあります。EAでの自動運用は可能なレベルでした。

ただし裁量トレードは難しいかもしれません。裁量トレードでは複数のインジケーターをセットしながら複数のチャートを開いたり表示足の時間を切り替えながら使いますのでかなりCPUに負荷がかかります。実際そういった使い方もしてみましたが状況に重さを感じます。私は裁量では厳しいと判断しました。

W1Gプラン

こちらはおそらくお名前ドットコムVPSと同程度のスペックかと思います。動作も問題ありません。私も現在こちらのプランを利用しています。

軽くする方法

さくらのWindowsVPSではウイルス対策にESET FILE SECURITYがインストールされています。ESETの保護を停止することでCPU負荷を下げることが可能です。

特にW768プランではこの効果は絶大です。ESETを停止すればDropboxの負荷も利用に問題ないレベルに下がります。もちろんウイルス対策ソフトを停止することはセキュリティリスクも高まりますのでご注意下さい。

しかしながらMT4でEAの自動運用をする場合は、特に安定稼働段階ではセキュリティリスクが低く、ウイルス対策ソフトを停止するという判断もありだとは思います。

さくらのWindowsVPS <公式>

追記(2016年6月17日)

その後VPSについて試したり改めて調べてみました。なお著者は継続してさくらのVPSを利用中です。

Linux VPSの利用

LinuxVPSにWineを入れてMT4を利用することは可能です。概ね問題ない動作ですが、ただOSレベルに依存するインジやEAの機能は全く動かないことがあります。例えばFXTFの注文用EA「Mini Terminal」は動きませんでしたし「MT4発注君」なども駄目です。あくまでエミュレートなのでそれ以外にも動かないものは色々あると思います。またWine+MT4の動作は全般的に重く、サーバーの負荷も高くなりがちです。

LinuxVPSはUnix系のコマンドが使えるので、例えばログ削除などスクリプトをcronで流す等自動処理できるメリットもあるのですが、構築運用にはかなり工数が必要ですし、安定性も疑問であえて選択するメリットはほぼ無いという結論です。むしろ本番運用ではトラブルが出るのが怖いです。

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